縁側はどこへいってしまったのでしょうか。家にも人の心にも壁ができて「ココロの縁側」が見えなくなっています。この壁を何とか取り除くことができれば、まち育て・まちづくりはうまくいくのです。
まちの縁側大楽 / まち育てコーディネーター(エンギニア)養成塾は「いっしょやろまいか」センス・アップとヒト・モノ・コトの間のコミュニケーション・スキルに磨きをかけ、市民・行政・NPOの間に「ココロの縁側」を回復・再創造することをねらいとしています。
テーマ毎に理念と現場を自由自在に往き来できる、ライブ感覚にあふれる「語り部」「プレーヤー」が登場します。生(ナマ)の「エンギニア」の談論風発を楽しみつつ市民、行政、NPO、学生・・・いろいろな参加者自らが「エンギニア」に身を乗り出して、ご一緒に人もまちも育くむ「エンギニア」を目指しましょう。
開講記念ライブ・トーク 学校を基地にお父さんのまちづくり―元気コミュニティ
日時:6月27日(日) 13:30-16:00
講師:岸裕司(秋津コミュニティ顧問&学校と地域の融合研究会副会長)
第1回 まちの良さをふりかえると未来が見えてくる−地域資源と人間力を生かす
日時:7月9日(金) 18:00-21:00
講師:延藤安弘(NPO法人まちの縁側育くみ隊代表理事)
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内容:
町は劇場!地域のタカラと人間のチカラの出会い。その楽しさに満ちあふれた活動から、次から次へと偶発的出来事が生まれる〈縁起ニア〉の発想と術を手のうちにします。1回目は、自己紹介ゲームも。
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第2回 共感するココロを育くむ−自己と他者の相互応答・わかりあう関係づくり
日時:8月6日(金) 18:30-21:00
講師:戸枝陽基(NPOふわり代表理事)
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内容:
他者を知る為には、自分がわからないと始まらない。お互いに自己があってぶつかり合わないと関係づくりは出来ない。ホームヘルパー講座にて戸枝陽基今一度、自分にむき合ってみたいと思いました。そして、どんなふうにぶつかるのか、ぶつかり方、気付き方へのヒントを掴みたいと思います。
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第3回 住民の想像力で災害に備える−ワークショップ・DIG(Disaster Imagination Game)のこころみ
日時:9月10日(金) 18:30-21:00
講師:南部美智代(NPOまちの縁側育くみ隊顧問)
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内容:
「自分の身は自分で守る」わかっているはずなのに、どうしたらいいのかわからない。でも毎日報道で防災等の文字を見つけると、人ごとではないと思う。とにかくやってみやへんですか。DIG(災害図上訓練)を通して、気がつけば街づくりになっている、とそんな気楽さですよ。
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第4回 女性のしごとづくりとくらしづくり−編集力と人間力を育くむ
日時:9月23日(木/祝) 13:30-17:00
講師:森まゆみ(作家、谷根千工房主宰)
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内容:
読みたい雑誌がなければつくる。女の仕事がなければ地域につくる。それも行政の支援を受けることなく、広告取りから配達集金まで、わずらわしい雑用90%の仕事を仕切ってこそ、ヒモつきでない誇りをもった地域ジャーナリズムが生れる。子どもは町に放牧せよ。
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第5回 ソフト付きハードの開発と管理−公共空間を市民の親密な交流の場所に育くむ
日時:10月8日(金) 18:30-21:00
講師:星野博(三八屋主宰)森登、坪井俊和(NPOまちの縁側育くみ隊理事)
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内容:
パブリックなスペースをカタチに押し込めず、どう活用するかの道筋をつけて開放することは、ハードのソフトつき永遠開発だ。その地から広がるココロザシの地脈は、志民の様々な活動と、しなやかに織り成されていく。
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第6回 世代をこえた交流によるゆるやかなコミュニティづくり−合意形成のプロセスデザイン
日時:11月12日(金) 18:30-21:00
講師:延藤安弘(NPO法人まちの縁側育くみ隊代表理事)
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内容:
とげとげした対立から、ひとりひとりが自由な意見を出しあいながら、開かれた円い対話の世界に赴く〈円戯ニア〉のセンスを、コーポラティブ住宅づくりや多様なまち育ての現場から反すうしてみました。
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第7回 水平関係で応答するココロ−みんなが主役、みんながリーダー
日時:12月10日(金) 18:30-21:00
講師:新谷千晶(NPOあいネット代表)
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内容:
私たちは△ピラミッドに成り安い体質があります。△に成るか△に成るか、一旦形になってしまうと、それなりの居心地に落ち着いてしまいがちですが、△では可能性に限界があります。みんなが手を結んで繋がるになればいろんなテーマを含むまち育てがぐっと身近に!
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第8回 高齢者と子どもが元気を交換する居場所づくり−ワギリをこえてツナガリのデザイン
日時:1月14日(金) 18:30-21:00
講師:吉田一平(愛知たいようの杜)
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内容:
場所は長久手町内、雑木林を縫うように建てられた施設を訪れてみた。ケアハウス、幼稚園、託児処などの複合施設。全体に貫かれているのは「時間に追われないよう」という願いだ。ファッションとしてのスローライフからは大きく一線を画した生信のあり方、さまざまな尺度が混在し、どこにでも人の居場所がある施設。「無駄」もまたポジティブにとらえようとする人々が運営する施設。その名を「ゴジカラ村」と言う。
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第9回 タンケン・ハッケン・ホットケン−地域を学び舎にするまち育て表現学習
日時:2月11日(金) 18:30-21:00
講師:寺本潔(愛知教育大学教授)
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内容:
地域は一見するとありふれた街にすぎないようですが、ちょっと違った眼で眺めたり、丁寧に街歩きを楽しんでみたり、人と顔見知りになったりすれば、学び舎へと変身していきます。「まち育て」の考え方を育んでくれる地域との出会い方について考えてみましょう。
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第10回 塾生の発表・批評・交流「こんな"エンギニア"になりたいナ」−「まち育てエンギニア」認定書わたし
日時:2月11日(金) 18:30-21:00
講師:延藤安弘(NPO法人まちの縁側育くみ隊代表理事
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小グループ毎に、塾活動の成果を発表しあいます。こんな〈縁起ニア〉、あんな〈演技ニア〉などなど、これからの各地域の実践への希望と己の実現のための抱負を語りあい、評価しあい、方向感を分かちあいましょう。
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