プロフィール
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森 登
ENGAWA desingnチームのリーダー的存在。
自分の設計事務所を持ちながら、縁側マインドを広めようと、育くみ隊に関わる。一宮三八市広場、浜田のまちの縁側支援など、温厚な人柄そのもののような、まろやかな設計を得意とする。
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早朝6時頃、庄内川の堤防を車で走っていると 川をはさんで名古屋駅地区のビルが左前方に見えます。庄内川の色、河川敷の緑、首都高速や名鉄電車の赤、空の色、空気の色や匂い・・・キャップをかぶったジョギン中のおじさん 犬に手を引かれた太り気味のお母さん タオルを片手に持った散歩のおばあちゃん 自転車に空き缶袋を思いっきり結わえたヨレヨレノおっさん のんびりした風景です。名古屋駅から車で10分程の距離なのに、不思議な気分です。
もう少し早い時間に行くと朝焼けの中にビルが見えることもあります。ハッキリ色まで見えたりかすんだり、黒っぽく見えたり雲の中に隠れたり、天気都合でいろいろな表情を見せてくれます。ビルは4本、すぐに5,6本に増えるでしょう。名古屋が元気?の象徴ですかね。
一方 名鉄名古屋駅を降りると、目の前にガラスのバカデカイ壁が立ちはだかります。
「な・な・なんだこれは、おいおい、いい加減にしろよ。」
私だけでしょうか こんな気分になったのは。皆さんはいかがでしたか? これも名古屋が元気の象徴だからOK? でもスケールアウトしていると思うのですが。ここは主要幹線道路と違って、いろいろなスピードは遅いのですから、こんな大雑把なデザインはNGです。
「駅を降りた人をおもてなししよう」というよりは 「知らん振り」な表情に思えてなりません。
このガラスはショウルームのように「透ける」のですかね。夜になると行灯のように ぼーっと明かりが点くのですかね。どなたかご存知ですか?教えていただけないでしょうか。
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