講演「小規模多機能の場所の育くみ」
惣万さんが富山市で看護婦仲間と始めたデイケアハウスこのゆびとーまれの活動について、どのように始め、現在にいたっているのか、その中で高齢者や障害者、子どもたちがどのように生き生きと生活しているのかが紹介された。このゆびとーまれの活動をみると、地域密着で、多様な人が交じり合い、利用者もスタッフも区別がない中で、互いに役割をもち、充実した日々を送り、笑顔で死んでいける、昔あった日本の地域の姿があった。また、富山型デイサービスといわれるいくつかの施設の紹介や、本来あるべき福祉について講演された。
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惣万佳代子さん
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講演全体
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テーマ別情報交流会「まちの縁側の自慢と悩み」
参加者およびスタッフがテーマ別にテーブルに分かれ、それぞれが感じている活動を行っていく上での「悩み」や「解決法」について話し合った。
テーマ1:地域(地域や行政とどうつながる?)
テーマ2:人(スタッフをどうあつめる?うごかす?)
テーマ3:場所(人があつまる魅力的な場所って?)
テーマ4:活動(魅力的・個性的な活動やサービスは?)
テーマ5:お金(どうあつめる?どうつかう?)
テーマ6:情報(Webやチラシってどうしてる?)
各テーブルにはお茶とお菓子が用意され、縁側的な和んだ雰囲気の中で語り合った。参加者から出された意見は、スタッフ(テーブルファシリテータ)によってカードで記録され、模造紙上で整理・分類した。
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会場全体
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グループワークの様子
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本を片手にグループ発表
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たくさん書かれた意見の中には問題点も多かった
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交流会でまとめられた模造紙を使って、各テーブルごとに発表を行い、互いに情報共有を行った。各テーブルから出された情報に対し、他のテーブルに座っていた参加者からの意見や、惣万さんの意見を受け、最後に、まちの縁側育くみ隊代表の延藤安弘による、キーワードのまとめを行った。
「まちの縁側お仲間手形」の発行
まちの縁側の仲間であることを互いに確認し、その証として「まちの縁側お仲間手形」の発行を行った。お仲間手形は、まちの縁側育くみ隊でダンボールや古布などの使われなくなった材料を使い手作りで作成した。
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まちの縁側お仲間手形
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まちの縁側お仲間とお仲間手形
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