概要
名称  つきいち縁側
日程  2005年8月6日、9月3日、10月9、10日、11月13日、12月17日
場所  くれよんBOX、かたひらかたろう、覚王山参道、クニハウス、まちの縁側MOMO
内容 

目的 
ノーマライゼーションの考え方を主に、健常者も障がい者も混ざりあい、能力を活かしつつお互いに補いあう地域社会の実現をめざすことを目的に行なう。


 チラシ










《第1回つきいち縁側》 at くれよんBOX
 車いすを使って、車いすダンスや車いすミュージカルなどの表現活動をされている豊田優さんがベーシストで参加している『ZADAN(サザンのコピーバンド)』をお招きしての第1回つきいち縁側を、名古屋市昭和区のくれよんBOXさんで行いました。
 くれよんBOXさんは、古くから地元の人たちから羽ね屋敷と呼ばれているお屋敷の内装だけを改装して、障がい者たち自らが立ち上げた作業所で、その2階部分に建築設計事務所の『大久手工房』が入っています。障がい者自身が立ち上げただけあってバリアフリーにも配慮されていますし、なによりも道路に向けて“ウェルカム”と言っているように開かれた前庭の素晴らしいこと。
 その開かれたお庭でZADANの演奏を楽しみました。音楽には、国境も言語も性別も老若男女の境目を越えた感動があります。くれよんBOXのお庭には障がい者、健常者という外見上の違いではなく、ただ音を楽しむ人たちが集まっている・・・そんな感じでした。




《第2回つきいち縁側》 at かたひらかたろう
 名古屋市緑区鳴海町にある、<かたひらかたろう>さんで行いました。<かたひらかたろう>さんは、知的障がい者小規模作業所「第2ニコニコハウス」の1階にあり、この作業所の<ノリノリ元気で行こうぜチーム>通称<ノリ元さん>たちもスタッフとして関わっていて、ご近所の子どもやお母さんたちにも親しまれています。
 この日は「つみきdeアート」ということで、日頃からスタッフの小林照美さんと幼稚園などでつみきの指導をしておられる石川文治さんが、6千個のつみきを使って家をつくる指導をして下さいました。つみきといっても馬鹿にしてはいけません。正方形の立法体に切りそろえられたものと、長方形の平たいつみきとを組み合わせて、天井にまで届くツインタワーを文冶さんの指導のもと、大人も子どもも真剣な面持ちで築き上げて行きました。そして築き上げたそのタワーに入り口をつくるため、文冶さんは全体を崩さないように職人のような手堅さでつみきを取り除き、見事に子どもが中に入ることができる入り口をこしらえたのでした。




《第3回つきいち縁側》 at 覚王山日泰寺参道
 覚王山参道ミュージアム実行委員会主催の〈覚王山参道ミュージアム〉に参加しました。日泰寺の参道に出張縁側空間をつくり、その周りで縁側バンドの演奏や、紙しばい、コラムの朗読などなど、障がいの有無に関わりないパフォーマーたちがいろいろなパフォーマンスを披露する予定でした。
 しかし、秋はいろいろなところでイベントがあり、交渉する時点で断られるケースが多く、参加してくれたのは「風穴一座」「尾張ひとまちネット」「縁側バンドよっこらしょ」のみなさん。
 2005年10月9日に加えて10日も予定していたのですが、朝から雨が降ったりやんだりの天気だったので、2日目のつきいち縁側は中止にしました。




《第4回つきいち縁側》 at クニハウス
 千種区高見にあるクニハウスで「ノーマライゼーションを考えるワークショップ」を企画していましたが、参加者が5名。しかも全員実行委員会と育くみ隊のメンバーだけだったので、急遽〈チャレンジドハートプロジェクト〉の反省会と、クニハウスの見学会になりました。
 クニハウスはオーナーの丹羽さんがご自宅を開放し、名市大の学生さんたちが設計して造られた〈まちの縁側〉です。内部空間は一見狭いようにみえますが、奥には車椅子も入れるトイレがあり、入り口もバリアフリーになっているので、小さな子どもから高齢者や障がい者、誰もが集えて自然と交流が生まれる、そんな心地よい縁側です。おもてなしで出してくれるお茶もミントやビワなど、庭に植えられていたり、送られてきたハーブをブレンドしたもので健康にも気を使ってくれます。
 丹羽さん自身は大学の先生でもあるので、忙しく京都と名古屋を行き来されていて、平日は地域のボランティアスタッフの方々が訪れる人達を温かく迎え入れてくれています。



《第5回つきいち縁側》 at まちの縁側MOMO
 NPO法人まちの縁側育くみ隊のサロン&ギャラリー、まちの縁側MOMOにて「さとなかちえさん」の心温まる絵に包まれながら、団ラン会を催しました。火鉢と本物の炭火でお餅を焼き、心も体もホカホカと温まりましした。


 概要
名称  チャレンジドハートセミナー
日程  2005年7月7日(木)18:30〜21:00
場所  つながれっとNAGOYA
参加費  一般:1,000円、会員・学生:500円
定員  50名
内容 

目的 
障がい者、健常者問わず、自分らしい表現方法を見つけ、さまざまな出会いによって何が生まれるのか発見することを目的としている。


 チラシ


-Heart of Challenged Yasuo Okubo Produce-

《チャレンジドハート》とは・・・
 NPO法人まちの縁側育み隊と尾張ひとまちネット、社会法人地域問題研究所「新しい公共研究会」との共催によって立ち上がったプロジェクトです。
 健常者も障がい者も混ざりあい、能力を活かしつつお互いに補いあう地域社会の実現をめざし、2005年7月7日に行ったセミナーをかわきりに、月に一度名古屋市内にある柔らかな「まちの縁側的空間」を訪ね、<表現>をキーワードに障がいの有無に関わりなく、同じ空間、同じ体験を楽しむという企画を行っています。それと同時に能力を持ちながら、様々な要因から社会参加できていない障がい者の社会参加の促進も目的のひとつです。

《チャレンジドハートセミナー》
 講師に愛知県人にやさしい街づくりアドバイザーであり、車いすの武豊町議でもある小寺岸子さんをお迎えしてセミナーを行いました。
 小寺さんは20歳の時に交通事故がもとで車いす生活になられた方ですが、ご自分の生き方を<行きあたりばったり>だと表現されていました。車いすの生活を余儀なくされた事故、後のご主人となる人と出会った大学入学、妊娠も結婚も出産も子育ても、障がいを持った仲間たちとの活動や、いまのまちづくり活動を始めたのも、そして現在武豊町議をしているのも、やはり勧めてくれる人がいたから、たまたまだと・・・。
 しかし、その人生のターニングポイントには必ず自分を受け入れてくれる人々との出会いがあり、今日の自分があるのもその人たちのおかげだと強調されておられたのが印象的でした。
 小寺さんの講演の後、無作為にグループ分けした参加者が、テーブルごとに講演を聴いた感想や小寺さんへの質問を、それぞれの立場を越えて出しあいました。
 
講演を行なう小寺さん
グループごとに小寺さんへの質問を討議する
プロジェクト
東区文化のみち創造
ENGAWA design
公共施設活用支援
子どもまち学習支援
まち育て支援
まちの縁側学習・交流
まちの縁側フォーラム
指定管理者制度学習会
まちの縁側大楽
まちの縁側大楽−私からはじまるまち育て
チャレンジドハートプロジェクト
地域共生のいえづくり講演会
 ジネンカフェ
 博久塾
 都市センターワークショップコーディネート
調査研究・提言
イベント参加

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