岡崎市の中心市街地である康生町は、徳川家康生誕の地であり市の歴史的かつ文化的な中心地。その康生地区の旧スポーツセンター跡地計画として、図書館を中心とした複合施設の計画が進行しています。
　本施設は、康生地区の文化活動の活性化拠点として「図書館機能」「活動支援施設（市民活動支援、男女共同参画、国際交流、生涯学習の4つのセンター機能）」「文化創造機能（ジャズコレクション、歴史資料展示、ホール他）」「交流機能（親子スペースや物販飲食他）」が導入された複合施設（延べ床面積15000�u）が建設されます。この施設の基本設計に市民の意見を反映させるべく、市民検討ワークショップが開催（平成16年9月〜平成17年2月、全6回）され、この会のコーディネートをまちの縁側育くみ隊が担っています。
　平成16年度が基本設計、平成17年度に実施設計、平成18年・平成19年度と建設工事行われ、平成20年度には開館の予定です。今後、実施設計段階や施設の運営計画に関しても、市民参加の場が開かれる予定です。なお、本施設計画では、ワークショップに参加できない市民層に向けて空き店舗を活用した情報公開スペース「えんスポ」が設置されており、常設の情報交流スペースとして市民と専門家の対話が進められています。