ENGAWA-PROJECT-EAST-CULTURE-

概要

名称	歩こう!文化のみち

日程	2005年11月3日

場所	まちの縁側MOMO

内容目的	東区文化のみちを広く伝えるとともに、来ていただいた方々にまちの縁側MOMOと関係の深い人やモノ、空間に触れて安らぎをえてもらうことを目的に行なう。

チラシ

まちの縁側MOMOにて「気楽で何やらほっとするまちの縁側MOMO店」を展開しました。

■蔵からの贈り物
　名古屋近郊地域にある〈旧い蔵を利用したまちづくりをしている〉まちの魅力を紹介するとともに、その地域限定の名産品がMOMOに集合！あっという間に売り切れてしまいました。
　★有松　ダ―シェンカ・・・石窯焼きパン
　★常滑　常滑屋・・・特製甘酒
　★半田　米市商店・・・手焼きこめじ煎餅

■とっておきのMOMOギャラリー
　これまでのMOMO企画の中から選りすぐりの品々を一堂に集め、展示・即売しました。
　★小原村　加納さんの和紙
　★東海市　桜井さんの切り絵
　★京都市　伊吹さんのさき織り

■まちの縁側MOMOの『顔』展
　まちの縁側MOMOに集う人びとの横顔をパネルによって紹介しました。

■お庭でライブ
　お庭ではフォルクローレ、アコーステックギターの生ライブがありました。

概要

名称	歩こう!文化のみち

日程	2005年11月3日

場所	まちの縁側MOMO

「歩こう！文化のみち」に参加して3年目、今年は晴天に恵まれ、たくさんの方がまちの縁側MOMOを訪れて下さいました。

　今年、まちの縁側MOMOでは縁側サミットのお仲間による「ミニ着物と古布小物展」と伊吹邦子さんの「さき織りの小物と帽子展」を行いました。
　ミニ着物の展示では、南部先生が鈴鹿の縁側仲間の方と作られた作品もともに展示させていただき、小物としてミニうさぎちゃんも紹介し、皆様に大好評でした。さき織り展では、作家の伊吹邦子さんもいらして下さり、訪れて下さった方々とお話をしながら帽子をかぶったりベストを身につけたり、まるでファッションショーのような雰囲気でした。
　お庭では、キッチン石川(縁側スタッフ)の手作りケーキとお茶も味わっていただき、愛犬ココとともに“ホッとスペース”となったようです。今年もまた新たな出会いがあり、一番楽しんだのはまちの縁側MOMOの仲間たちだったようです。

■切り絵作家・桜井俊彦さん
　長屋門では切り絵作家・桜井俊彦さんによる作品の展示、実演が行われました。

■縁側サミットとは・・・
　月に1回、鈴鹿から南部美智代先生をお迎えして、古い着物をインテリアにもなるミニ着物や小物に作りかえています。

■さき織りの小物と帽子展
　布と糸にかこまれて、ところどころうすくなったり、破れたり、小さな虫食いのある布を、遠い昔どんな人がどんな時に着たのかしら…と想いめぐりながら、布を裂き、それがまた新しい布によみがえる喜びは、たとえようもありません。いろいろな染料で染めた糸や裂き布で織った布地で、帽子やベスト、バッグを作ってみました。機会があれば、いつの日かまちの縁側MOMOで織物ワークショップを開く予定です。＜文：伊吹邦子＞

概要

名称	歩こう!文化のみち

日程	2005年11月3日

場所	豊田佐助邸

　私たち、まちの縁側育くみ隊の事務局がある名古屋市東区「文化のみち」における市主催の『歩こう! 文化のみち』企画において、鈴鹿市の不断桜グループによる大型紙芝居を行った。紙芝居という方法を通して地元住民により地域を再発見し、それを表現してゆく手法を学んだ。

■記憶をつむぐ
　21世紀は文化の時代。文化とは人と人が交流し、何かコトをはずませつつ創造的関係が生まれることだとしますと、東区「文化のみち」はかけがえのない地域のタカラとして新しい時代の市民活動の舞台としてとても重要です。
　私たちはささやかですが「まちの縁側MOMO」を日常的に営みつつ、時折、不特定の人々が出会うイベントづくりにもかかわってきました。
　「文化の日」には佐助邸で大型紙芝居「鼓ヶ浦物語」（鈴鹿不断桜グループ）を通して、地域の思い出を大切にする想いをわかちあいました。
　この3月には「広げよう！まちの縁側」と称して北は北海道、南は九州まで全国各地の「まちの縁側」的活動交流を通して人々の記憶にとどまる活動の場である「まちの縁側」の大切さにあらためて気づきました。
　これらの取り組みを通して、人間を人間たらしめているのは人々の記憶であることがわかってきました。記憶というココロに留まりつづける生きることと住まうことのタカラの自覚があってこそ「自分たちのまちは自分たちで守り育む」の良心と責任ある意識がふくらんでいくのです。
　文化とは記憶です。「文化のみち」の記憶を呼びさます活動と、現代を生きる人々が自分の町での交流を通して、記憶がつむがれる文化まち育てに赴いていきたいとおもいます。