1回目:「こんな広場があるといいナ」幻燈会を行い、その後、まち探険。幻燈を見て生徒は、昔と比べての遊ぶ場所の変化、自然との関わり、自由に遊べる場としての公園に着目していた。まち探険では、ゴミの多さや公園の人気のなさの問題点を発見し、地域の人との対話からは「この地域の子どもも大人もそれぞれ公園に対する強い意見を持っている」「公園を危ないと思っている人が多い」「まちのことを深く考えていない人が多い」などの感想があった。
2回目:「こんな広場があるといいナ」ビジュアル表現の例として、「風穴一座」による紙芝居を実演した。「風穴一座」は、心のバリアフリーをテーマにした紙芝居活動をしている。紙芝居を見た生徒の感想は「ビックリ!」「障害があっても、それは個性みたいなもの」「わかりやすかった」「話を進めるだけでなく伝えたいことが話の中に盛り込まれていてスゴイ」「おもしろそう、やる気がでた」「難しそう」などであった。
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大曽根中学校総合学習の時間に「おためし紙芝居実演」を「風穴一座」の大久保康雄さんとベティさん(五十嵐真澄さん) 加えて、キヨちゃんと延藤先生で行いました。「こんな広場がいいナ」の紙芝居制作をすることに、中学生たちは大きなハズミを与えられました。
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3、4回目:物語・紙芝居づくり。それぞれの班のタイトルが決定。初めは、「仲良し公園」などよくある真面目なタイトル案が出されていたが、生徒同士、先生、NPOメンバーからの様々な意見に触発され、楽しみながら進めるうちにどの班もストーリーが公園とはなかなか結びつかないほどユニークなタイトルとなった。物語の内容については、それぞれの班に違った視点があり、例えば、ゴミ問題、いじめ、行政と市民の関係、近所からの苦情など身近にある様々な問題を取り入れながら話が展開していった。
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みんなでアイデアを出して紙芝居作成
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こんな紙芝居が完成したよ
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5回目:商店街の秋祭りでの発表。「見て下さい。聞いて下さい。ぼくたちの提言−大曽根のまちにできること」として学習の成果・提案の発表を行った。当日は様々な年代の方が発表を聞いて下さった。全体的な評価としては「絵が上手」「熱心に取り組んでいた」「もう少し工夫が必要」など。内容に関しては「ストーリーの展開がおもしろかった」「紙芝居中の話のように市長と住民が連携できたらいいですネ」などの意見があった。
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商店街の秋祭りでの発表
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