私たち〈まちの縁側育くみ隊〉は、地域の実情に応じて様々な機能(子どもと高齢者の交流、障がい者支援、子育て支援、若者の居場所、学びあいの場、文化創造と環境共生の実践等)をあわせもつ、地域に開かれた「新たな公共の場」としての〈まちの縁側〉を育くみます。


 〈まちの縁側育くみ隊〉は、住民参加型まちづくりにおいて、「関わる人のその気」が一番大切だと考えています。
 私たちは、住民も行政も共にやる気がみなぎってくる以下のような技術をもっています。

笑顔を引き出すワークショップファシリテーション
・ワークショップの参加者全員が自由に発話する和やかな場をつくる技術があります。
・参加者の発話を論理的かつ視覚的に分かりやすく表現するファシリテーショングラフィクスの技術があります。
・対立を対話に変える、トラブルをエネルギーにして進める技術があります。

んー千枚のスライドストックを駆使した幻燈会
・全国各地の先駆的まちづくり現場を支援してきた実績があり、豊富な事例紹介ができます。
・映像と語りによって臨場感豊かに事例を紹介することで、住民が自分達の理想やイメージをつかむことを促進します。
・住民参加型まちづくりや公共施設の住民参加デザインの「はじめの一歩」に幻燈会は最適です。

ガイド役として、キーワードで意味づけるまとめ術
・ワークショップでの議論の発散を現場で集約し、多様な意見から今後を方向付ける重要キーフレーズにまとめる技術を持っています。
・参加者の共感を呼ぶ合意形成には、方向付けの技術が重要です。

ワクワクから、そうだ!を生み出す公開審査方式
・助成金の決定や予算配分を公開の場で審査する「公開審査会」をコーディネートする技術を持っています。
・審査プロセスの中で審査員同士が行う合意形成プロセスを公開することで、透明で公正な意思決定を行うことが出来ます。
・公開審査方式は、住民や行政に住民参加型まちづくりの学びと教育の場となり、まちづくリマインドを高める効果があります。


 〈まちの縁側育み隊〉は、住民のまちブくり参加を支援するための「4つの柱」をもっています。
 さまざまな場面で、行政と住民の協働によるまちづくりのお手伝いをします。

A 住民参加型まちづくりの実践支援
住民と行政が共に学び、共に実践するまちづくりをコーディネートします。
■内 容
『まち育てワークショップ』
■概 要
まちづくり連続講座(年6回程度)で、住民が地区の目標(ビジョン)と課題を共有し、実践の第一歩を踏み出すまでをコーディネートします。

B 公共施設の住民参加デザイン
公共施設の設計及び管理運営段階への住民参加をコーディネートします。
■内 容
『デザインワークショップ』
■概 要
住民と行政、設計会社が一同に会して、公共施設(建物、公園、河川、道路等)の設計や運営を創造的に話し合うワークショップの企画と運営を行います。

C 「まちの縁側のあるいえ」づくり支援
新たな公共施設整備についてご提案します。
なぜ「まちの縁側のあるいえ」なのか?
■地方公共団体の財源不足
 これまで国からの補助金をたよりに、さまざまな公共事業を展開することができました。しかし、地方分権がうたわれるなか、財源委譲は十分とはいえず、住民ニーズを満足させるだけの公共施設整備や公共サービスの提供が難しくなりつつあります。
■地域に根ざした公共サービスの提供
 さらに、これまでは大多数の住民が同様のニーズをもっていたため、大規模な施設整備による公共サービスの提供をすれば住民の満足が得られていましたが、現在ではライフスタイルや価値観の多様化により、キメの細かい公共サービスが望まれています。また、これまで地域コミュニティで相互扶助的に互いを支えあってきましたが、各地で地域コミュニティが希薄化し、行政サービスに頼らざるを得ない場面が多く見られるようになりました。
■民設民営型小規模多機能公共施設「まちの縁側のあるいえ」
 こうした状況を踏まえ、各地でNPOを中心に地域コミュニティ拠点として「まちの縁側」が開設されつつあります。「まちの縁側」とは高齢者や障がい者支援、子育て支援、居場所(たまり場・サロン)づくり、文化創造など、地域の実情に応じさまざまな機能をあわせもつ、地域に開かれた場として提供されている施設です。しかし、これらは新たな公共施設としての可能性をもちながら、一方で行政からの支援がないことで財源不足や運営ノウハウ不足により、整備・運営が困難な状況におちいっています。
 そこで、住民が自らの土地や建物を開放し「まちの縁側」として施設整備を進めようとするとき、行政からのさまざまな支援を行うことで、民設民営型で、小規模多機能な公共施設が数多く生みだされるのではないでしょうか。
 すでに、まちづくりの先進地域である東京都世田谷区では、まちづくりセンターを中心に「地域共生のいえづくり支援モデル事業」としての取り組みがはじまり、相応の成果をあげています。

D まちの縁側づくりのノウハウ蓄積
■まちの縁側づくり支援
 島根県浜田市でのまちの縁側づくりにおいて、地域住民の対話の中で〈構想づくり〉から〈基本設計〉の支援を行ないました。
■各地の「まちの縁側」を調査・研究
 東海地域をはじめ全国の「まちの縁側」と呼べる施設を調査し、その魅力や成功のポイントを研究しています。
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